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携帯電話会社様の年間計画に基づき、一つひとつの携帯電話アンテナ基地局工事に携わっていくのが都倉電工のメイン業務です。
活躍の場は四国一円。都心に比べて人口が少なく、険しい山間部の多い四国にも年々携帯電話アンテナ基地局が増え、多くの方がスマートフォンで通話やインターネットができるよう改善されてきています。
工事を一貫して行う理由
都倉電工では、電気工事に必要な土木工事から自社の技術で行っていきます。
携帯電話アンテナ基地局工事では「測量」▷重機を使う「掘削」▷鉄筋を組んで生コンクリートを流し込む「基礎工事」▷コンクリート柱を建てる「建柱」▷「機器・機材取付」▷「配管・配線」▷「接続」▷「動作試験」の全工程を4名の技術者で1週間強~1か月ほどでスピーディーに進めます。
一般的な電気工事会社では、掘削や基礎工事を土木業者に依頼しますが、このような電気工事に伴う土木作業も都倉電工の得意分野。自社だけで完結できるため作業スケジュールに余裕が生まれ、技術者の安全確保や完成物の美しさまで神経を研ぎ澄ませることができるのです。
積み重ねた実績とノウハウ
四国での基地局設置には山間部ならではの特殊な土木工事が必要になってきます。
例えば「深層工事」。深層工事は、地盤が柔らかい、土地が張り出しているといった、いわゆる軟弱地盤の現場で欠かせない技術です。パワーショベルや削岩機を用いて5~8メートル規模の深い穴を掘り、長い電柱の基礎を地中深くに埋めて固定します。通常の基地局工事よりも高度な土木技術が伴う難関案件であり、都倉電工の技術者たちは入念な現地調査を行い、的確に工事を進めていきます。山の中で、川沿いで、時には沿岸部で。この四国という土地を熟知し、日々自然相手に仕事をしてきたプロフェッショナルの腕の見せ所です。
携帯電話アンテナ基地局工事以外にも、都倉電工の「技術力と経験」を生かし、公共事業の電気・土木工事も行っています。1993年の美馬土成間高速道路開通においてトンネル内監視カメラ設置や非常電話の管路埋設工事を担当したことを皮切りに公共事業にも活躍の場を広げ、四国内各空港の誘導灯工事など交通インフラ整備にも貢献してまいりました。
こちらの写真は高速道路の道路拡幅工事に伴う電気通信工事の様子です。道路標識の取り付け・取り替え、照明ポールの移設、高速道路の非常電話の移設などを行っています。
日頃の暮らしを便利にするだけが携帯電話の役割ではありません。災害発生時、携帯電話やスマートフォンは救助活動や家族の安否確認、避難生活などを支える重要な命綱になります。都倉電工では災害で故障した携帯基地局の現場に駆けつけ、復旧作業も行なっています。
日常の快適から、非日常の安心まで。私たちの作る携帯基地局が、四国に生まれ暮らす人々を守る場面もあるはずです。ただ目の前の仕事をこなすのではなく、その先にある未来を想像し、使命感とともに一つひとつの基地局を作り上げています。